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2014年3月20日 木曜日

雪山訓練

先日、谷川岳のふもとの天神平スキー場で『雪山訓練』に参加してきました。谷川岳は、群馬県と新潟県の境に位置する山です。

ロープウエイに乗って、ロープウエイ山頂駅から30分程登ったところにあるスキー場の脇で訓練をしました。
行ったのは、アイゼン(雪山で登山靴に付ける金具)を履いての歩行訓練、斜面での滑落停止訓練、耐風姿勢訓練、雪崩に巻き込まれたときの捜索法などです。

特に楽しめたのは、斜面での滑落停止訓練。
仰向けに斜面を滑ったときを想定して、身を反転させて斜面にピッケルを突き、停止する訓練です。わずかながら爽快感を楽しめました。



私達は谷川岳の山頂へ登らなかったのですが、下山してきた登山者の方に聞くと、山頂は風速20m程あって頂上手前で引き返したと言っていました。
下の写真、左側が谷川岳の山頂なのですが、確かに頂上付近は、雪が強風で巻き上がって見えました。



谷川連峰は、太平洋側と日本海側の気候を分ける山脈と言われているそうです。その証拠に、川端康成が『雪国』の中で『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった』という一文にあるトンネルは、この山脈の直下にあるそうです。

また、急峻な山だと思いますが、頂上付近から滑っているスキーヤーの姿もありました。スキーやスノーボードができない私は尊敬してしまいました。

雪山は、夏や秋とは異なった自然の造形美や眺望が楽しめることを実感でき、また実りある訓練となりました。
まずは次回、夏山で谷川岳に登頂したいと思います。

(M.K)

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