スタッフブログ

2013年6月28日 金曜日

性善説?

小学6年生の夏、我が家に突然見知らぬ二人の青年が寝泊まりすることになりました。
怠け者の父、働き者の母、それに私と弟妹4人の貧しい農家です。

青年は他の島から、我島、人口300人ほどの小島に、旅行で来たとのことで、宿泊先を村役場に相談したが、怪しい雰囲気で受け入れ先がなく、そこで父はためらうことなく受け入れた次第です。

寝食を家族と同然に、一週間ほど過ごし、実に楽しそうに農作業を手伝い、会話も弾み笑いもあったように記憶しています。

実は、青年は罪を犯し逃亡中で、警察に逮捕となりました。
後日手紙が届き、内容は、感謝の気持ちと罪を償い両親に孝行する、とのことでした。

犯罪の過程はわかりませんが、人は、本来、善人の資質に満ち溢れていると信じたいし信じることにしています。











(J.U)